私小説はどのように書けばいいのだろう。
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私小説といわれると水村先生の『私小説』が浮かびました。
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私小説は近代日本文学の伝統の中心だったらしい。
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でも私小説って何ですかね。そもそも。
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漫画では「自分がこれでいいと思うまで自分の事を書き続けろ!」と“響”はアドバイスしています。
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でも自由に書いていいというのが逆に難しいんですよね。
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実はもう一度学校で学ぶ機会がありました。大学は卒業しているんですけどね。
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コロナでオンライン授業が中心になり出欠確認で授業の感想文を出席の都度提出していました。
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普通の対面式なら先生が一読したらゴミ箱行きになる何の価値も無いような文章です。
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それがオンラインなので電子化されて記録が残っています。ちょっと事情がありその感想文を整理していたんです。
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そしたらある一科目の授業だけでその文章が一万字にもなりました。
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びっくりして他の科目も整理しました。同じように一万字になりました。
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ただ適当に授業の感想を書いただけなんです。
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ユニクロにアルバイトを1年間しただけの記録が書籍化されて大々的に取り上げられています。
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だから日常の何も価値がないような出来事でも書き留めておけば時代のニーズに適えばいつかはヒットする可能性もあるのかなと個人的に解釈しています。
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まあ宝くじに当たるようなものかもしれませんが希望は感じますよね。
【漫画】『響~小説家になる方法~』を読んだ。
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漫画『響~小説家になる方法~』を読んだ。
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この漫画を読んで小説家になれる気は全くしないが、とにかく何かを書かなければと搔き立てるものがある。
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売れない小説家が飛び込み自殺しようとしている。“響”が「死ぬなら傑作の一本書き残して死ね」とハッパをかける。
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バイト先で人生に絶望している先輩が“響”に嫌がらせすると「私小説のひとつでも書いてみろ。読んでやる」と挑発する。
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情けない事に自分の今の姿が“響”に尻を叩かれる登場人物に重ね合う。
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冥土の土産にブログのひとつでも作ろうかと思い立ちました。
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追記:小説書いています。
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『叡智とソフィア』
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https://sophiawisdom2021.hatenablog.jp/