Untouchable Soul (featuring 琵琶法師)

 

(あわれ、あわれな、あしかが)

 

歴史の重みに耐えかね、千年の呪縛にあるわたしを解放されたあなた。
職業の選択、居住移動の自由を与えられました。
この喜びをどのように表現すればいいのでしょうか。

・・・・・・・。

共同体の束縛から解放され一人ぼっちとなったわたしは苦しんでおります。
関係性を構築できないのです。
また一匹の羊に戻りたいと泣いています。

 

(京から離れすっかり田舎者と成り果ててしまいました・・・)

 

神の使いである鹿をこの手で殺してしまいました。
仕方が無かったのです。
この穢れと共に底知れぬ力が湧いてきます。
たった一人で万能感を得たわたしは野獣のようだ。

・・・・・・・。

 

欲望は生の原動力。
生がある限り苦しむ。
他者こそが地獄。
孤高の存在へ。
生の超越。

またも変わらぬ輪廻。
同調圧力
下らぬ夢など見るな。
普通である事への強制。

あの世へ彼岸へ行け。
いってしまえ。踊れ。
喰らえ。突破せよ。

・・・・・・・。

 

四つ足を喰らうからUntouchableなのか。
清く正しくあれ。そこから穢れや不正が生まれ差別がはじまる。

半神半獣。
パンダが熊に変わる。
犬が狼に戻る。

 

(Sing a New Song)