【感想文】いわゆる岩隈の「英語ひどかった」発言について。蘇る、長谷川投手の英語学習@メジャー。

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スポニチ( 2019年1月5日) https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2019/01/05/kiji/20190104s00001007287000c.html
  • 「英語はひどいもの」「通訳の給料を支払うのはうんざり」

  • マリナーズCEOが岩隈投手に対する本音をポロリしてしまった。

  • 今回の発言はアメリカ人の本音ですね。英語が事実上の世界共通語となっているため、心の中で“英語を話せない人間=無能”と思っているアメリカ人は多い」(サイゾー記者)

  • わたしがこの時に思いだしたのが長谷川投手が出版したメジャーで悪戦苦闘し習得した英語の学習法である。

  •  長谷川投手の勉強法は、①アルクヒアリングマラソンをひたすら聞く、②ビデオキャプチャーを外付けして映画に字幕を表示させる、という今では古典的学習法である。

  • エンジェルスの仲間に映画「フィールド・オブ・ドリームス」の話をしたらウケたらしい。
  • 実はほぼ純ドメの私がRitsの外国人だらけの環境で行った勉強法と同じである。ただ令和の世ではスルーされるのは確実だろう。

  • 英語ができる学校というと上智比較文化(現・国際教養)、ICU、慶応SFCなど思い浮かぶが帰国子女だらけでネイティブ並みという印象があり純ドメの日本人には参考にならない気がする。

books.rakuten.co.jp

 

  • さてメジャーというとドジャースでトルネード旋風を巻き起こした野茂英雄投手がまず脳裏に浮かぶ。

  • すっかり長谷川投手は野茂さんの陰に隠れて目立たない存在になってしまったが、実はニアミスで先に長谷川さんがメジャー挑戦するはずが相手球団と条件が合わずお流れになってしまったという。残念。

 

  • 日本人の長谷川投手がメジャーに挑戦した際の大方の予想。
  • 一年目。「長谷川なんて通用するわけないやろ」
  • これは新庄アニキもそうだったんですよね。阪神からの挑戦です。
  • なんとリリーフとして好投。
  • 二年目。「あれ、なんで。そや、メジャーのレベルがさがったんや」
  • 三年目。「・・・・・・」

 

  • ちょっと長谷川投手の経歴を見てみたい。

  • 名門大学に進学しプロになる事を夢見た野球少年は複数の高校から及びがかかった。今はなきPL学園野球部の全盛期で桑田や清原がいた。だが学校の雰囲気が合わないと辞退する。そこで監督との相性が良かった東〇大姫〇に進学すると決めた。
  • しかし朝から晩まで野球漬けの毎日で名門大の進学は諦めたという。ところが甲子園に出場し長谷川投手が活躍するとRitsから推薦入学の話が来た。名門大に進学できると喜んで入学した。
  • Ritsでは日本代表となる古田捕手ともバッテリーを組んだことがあるそうだ。
  • そしてオリックスるで念願のプロデビューをする。ちなみに後輩にイチロー野手がいた。イチローさんは常に報道記者に取り囲まれており遠征の邪魔になるためイチローさんに何度か「邪魔やねん」と八つ当たりしそうになったという。
  • 野茂投手と共にメジャーで活躍する先駆者となるが肝心の英語。記者会見で笑いをとりつかみはOKだったが、日常会話や野球用語に苦労したという。
  •  やはり長谷川投手のように純ドメが現地に飛び込みもがき苦しみながら身に付けた英語というのが普通の日本人には合っているような気がする。

 

  • ちなみにわたしは駿台予備校からRitsに進学。思いがけず大学の成績が良く、AやA+をとり 有頂天になってしまい親類縁者にメジャー行きを宣言する。ところが「行くなら自分の金で行け!ボケ」と袋叩きにあってしまった。という事で仕方がなくバイトしながら通信制の大学に通う羽目に遭う。「大〇大学なら金を出す。坊主になれ」という命令を無視しブラックIT企業に勤めた。
  • ようやく30歳でシリコンバレー発祥のIT通信機器メーカーに勤務する事ができ満足してIT業界より引退しました。