【感想文】映画「シン・エヴァンゲリオン」と本『ソフィーの世界』

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  • Ritsにいたときから哲学にはチャレンジした。わけがわからなかった。

  • 般若心経もわけがわからなかった。

  • 大学生にもわからないのにヨーロッパの中高生がこの内容を理解できるのだろうか。

  • 不思議だった。

 

  • とある事情で上智の哲学科の教授と関わる機会があり2年間いろいろとお世話してくれた。

  • ふっと思いだし先日に『ソフィーの世界』を本棚から取り出した。

  • エヴァンゲリオンを視聴するような感覚だ。

  • 奇跡が起きたのかなんと読むと手に取るように本の内容がわかるのである。

  • ただ三日三晩かかり私の精神はぐったりだ。

 

追記

ある精神科医が「エヴァは『ライ麦畑にでつかまえて』と同じようなものだ」と語っており真剣に視聴しなおしました。ティーンのときは「残酷な天使のテーゼ」が耳に残っていたが中年になるとED「Fly me to the moon」が気に入ってしまった。男女が入れ替わって勇敢な女性陣と女々しい男性陣。今の私には闘いたくないと怯えるシンジの気持ちが痛い程わかる。あのおめでとうのエンディングは何だったのだろう。全然おめでたくない気がする。シンエヴァンゲリオンをみればわかるのだろうか。今の私は漫画「ワンピース」でルフィーたちに「新世界なんて怖ろしい場所は二度と行きたくない」と酒場で怯える海賊のようでもある。

 

以下、読書感想文です。

 

  • ノルウェーに住むティーンのソフィー。ある日、哲学者から手紙が届く。

  • 「あなたは誰?」「世界は何処から来たの?」。

  • ソフィーはこの手紙を書いた哲学者と共に哲学史を遡りながら哲学をしていく。

 

  • 哲学とは何だろう。

  • 哲学とは、簡単に解けない難問であり、哲学者とはロダンの「考える人」のように難問を考えている人。そんなイメージがある。

 

  • 哲学とは「問題を見つめ問いを立てること」である、とこの本の哲学者は語る。

  • それも人類に普遍的な問題についてだ。

 

 

  • そう哲学とは基礎研究のようなもので時にはムーブメントを起こしてしまうのである。